【ワシントン共同】ジャンピエール米大統領報道官は11日の記者会見で、米連邦航空局(FAA)のシステム障害が発生して11日午前に米国内の航空便出発が一時停止した問題を巡り、バイデン大統領が再発防止に向けて詳しい原因究明を運輸省に指示したことを明らかにした。
ジャンピエール氏は「FAAはこのようなことが繰り返されないように、根本原因の究明に向けて積極的に取り組んでいる」と強調した。サイバー攻撃が原因ではないという見方も改めて示した。
「ノータム」と呼ばれる各空港や運航便に災害などの発生状況を通知するシステムで障害が起きた。
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