石川県は11日、2~8日の第1週に県内48の定点医療機関から報告されたインフルエンザ患者数が205人となり、前週から142人増えたと発表した。定点当たりの患者報告数は1・31人から4・27人に上がり、流行の基準である1・00人を上回っている。
保健所管内別の患者数は、金沢市91人(定点当たり5・69人)、能登中部39人(5・57人)、石川中央45人(4・50人)、南加賀25人(2・50人)、能登北部5人(1・00人)だった。
年齢別では20代が42人と最多で、6~9歳が36人、2~5歳が35人、10~14歳が29人と続いた。
県内で流行期に入るのは2019年9月以来。新型コロナの感染拡大以降では初めてとなった。
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