11日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=132円台前半で取引された。

 午前10時現在は前日比04銭円安ドル高の1ドル=132円26~29銭。ユーロは20銭円安ユーロ高の1ユーロ=142円09~17銭。

 日米金利差が拡大するとの観測がある一方、日銀がさらに金融緩和策を修正するとの見方も根強く、売り買いが交錯した。12日の米消費者物価指数の発表を控え、様子見ムードも広がっている。

 市場では「目立った取引材料がなく、積極的な売買はしづらい状況だ」(外為ブローカー)との声が聞かれた。

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