六甲山系堂徳山で点灯する「KOBE」の文字と「1・17」=10日夕、神戸市

 阪神大震災から17日で28年となるのを前に神戸市は10日夕、市内の六甲山系堂徳山で夜間につけている電飾文字「KOBE」の下に「1・17」を追加で点灯した。震災の教訓を継承する狙いで、17日まで日没後に明かりをともす。

 市によると、標高270メートル付近で縦12・7メートル、幅20メートルにわたり発光ダイオード(LED)電球を設置。毎年1月17日に追悼行事が開かれる神戸市中央区の公園「東遊園地」や、JR三ノ宮駅周辺などから見ることができる。

 市の担当者は「震災の経験や教訓をこれからも発信していきたい」と話している。

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