大相撲初場所3日目の10日、販売中止だった両国国技館名物の焼き鳥が数量限定で販売再開された。肉を串に刺す工程を担う岩手県内の工場の従業員寮で新型コロナウイルス感染が拡大したため、初日の8日から販売中止となっていた。
大相撲関連の商品を取り扱う国技館サービスによると、工場が稼働可能となった。数日後には通常販売ができる見通しだという。国技館の地下で焼かれる焼き鳥は観戦のお供として高い人気を誇り、この日も酒類とともに売店で購入する来場者がいた。担当者は「本当にありがたい。相撲と一緒に楽しんでいただきたい」と話した。
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