札幌市で2月に3年ぶりに開かれる「第73回さっぽろ雪まつり」に向け、雪像制作に使う雪を郊外から市中心部の会場に運び込む作業が7日、始まった。使用される雪は10トントラック約1600台分。同市中央区の大通公園と繁華街ススキノに大小約160基の雪像や氷像が作られる予定だ。
陸上自衛隊員が雪の運搬と像の制作に当たる。7日は大通公園で式典が開かれ、トラックに積まれた雪が一斉に下ろされた。さっぽろ雪まつり実行委員会の長野実会長は「市民にとって雪まつりは何にも代え難く、世界に誇る文化資産だ」と強調した。
雪まつりは2月4日から11日まで。
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