ロシアのプーチン大統領がロシア正教のクリスマスに合わせて戦闘休止を命じた6日正午(日本時間午後6時)から、ロシア軍は侵攻したウクライナ東部や南部で8日午前0時まで36時間の一方的停戦に入った。ウクライナのゼレンスキー大統領は5日夜、同調を求めるプーチン氏の呼びかけを拒否する姿勢を表明した。
タス通信によると、ロシア国防省のコナシェンコフ報道官は6日、ロシア軍が一方的停戦に入った後も、ウクライナ軍はロシア側の住宅地や軍の陣地に砲撃を続けたと発表。親ロ派「ドネツク人民共和国」も6日午後、州都ドネツクに向けウクライナ軍の砲撃が複数回あったと主張した。
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