気象庁長官に就任し、記者会見する大林正典氏=5日午後、気象庁

 気象庁長官に5日付で就任した大林正典氏(60)が同日、都内で記者会見し「線状降水帯の予測精度の向上を目指さなくてはいけない。容易に達成できると考えていないが、気象庁の総力を挙げて改善計画を進めたい」と抱負を語った。昨年6月に始まった線状降水帯の予報はまだ的中率が高くなく、発生メカニズムの研究も行われている。

 大林氏は、今年が関東大震災から100年の節目に当たることを踏まえて「改めて地震への備えを再確認する年にしてほしい」と強調。南海トラフ地震臨時情報や昨年12月に運用が始まった北海道・三陸沖後発地震注意情報の周知、啓発に力を入れるとした。

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