内閣府が5日発表した2022年12月の消費動向調査は、向こう半年間の消費者心理を示す消費者態度指数(2人以上世帯、季節調整値)が前月比1・7ポイント上昇し30・3となり、4カ月ぶりに改善した。新型コロナウイルスの感染者数は増加しているものの行動制限の無い年末年始となったことや、冬のボーナス支給時期にあたることなどが消費者心理にプラスに働いたとみられる。
基調判断は前月の「弱まっている」で据え置いた。指数を構成する「暮らし向き」「収入の増え方」「雇用環境」「耐久消費財の買い時判断」の4指標がすべて改善した。
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