【ニューヨーク共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は4日、米インターネット通販大手アマゾン・コムが検討している従業員の削減が1万7千人を超える規模になりそうだと報じた。当初は1万人程度を見込んでいた。関係者の話として伝えた。
アマゾンは新型コロナウイルス禍でのネット通販の需要増に伴い、物流網拡充などのため大幅に人員を増やしていた。だが需要が鈍化する中、増大する賃金コストなどが経営の重荷になっており、不透明な景気の先行きを見据え企業規模を縮小する。
人員削減の一部は昨年から既に始まっているという。
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