主要企業のトップが4日、2023年の仕事始めに当たって年頭所感を公表した。ロシアのウクライナ侵攻や物価高の逆境に立ち向かい、成長を目指す意気込みを示した。デジタル化、グリーン化を業績拡大の鍵と捉える企業が目立った。
22年は「数十年に1度レベルの大きな変化が起きた」とみずほフィナンシャルグループの木原正裕社長。資源価格が高騰し、円相場は不安定だったと振り返る。役職員がより意見を発信し、主体的に挑戦していけるよう「企業風土変革を推進する」と打ち出した。
ローソンの竹増貞信社長は「今春の日銀総裁任期満了を境に金融政策にも変化が想定される」と指摘する。
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