今年最初の取引となる大発会を迎えた4日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅反落し、ほぼ全面安の展開となった。終値は前年末比377円64銭安の2万5716円86銭で、2022年3月15日以来約9カ月半ぶりの安値を付けた。日銀が大規模な金融緩和策の追加修正に踏み切るとの観測から円高ドル安が進み、企業業績が悪化するとの懸念が強まった。
大発会での値下がりは2年ぶり。下げ幅は20年以来3年ぶりの大きさで、波乱の幕開けとなった。東証株価指数(TOPIX)は23・56ポイント安の1868・15。出来高は約12億4400万株だった。
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