朝競りの初市で競りに掛けられる寒ブリ=4日午前9時半、金沢市中央卸売市場

 石川県内各地の市場で4日、初市が開かれた。金沢市中央卸売市場では水産卸の石川中央魚市(同市)と県漁協による「朝競り」が行われ、初日から寒ブリ約750匹が運び込まれた。

 朝競りは、通常の競りに先駆けて行われ、その日の早朝に水揚げされた地物のみ扱う。4日は7キロから14キロ近くのブリが重さ順に場内に並べられ、競り人が次々と競り落とした。

 石川中央魚市によると、価格の平均は1キロ当たり1200~1300円。年末の寒波で海水温が下がってから水揚げが増え、値頃感があるという。4日午後には県内の鮮魚店や飲食店に並ぶ。

 能登町宇出津の県漁協能都支所では主役の寒ブリをはじめ、アンコウやスルメイカ、タラ、ヤリイカなどの海の幸が並び、活気づいた。

 ブリは同町沖の定置網で水揚げされた多くが金沢市中央卸売市場などへ運ばれ、能都支所では約100匹が競りに掛けられた。全体の入荷量は約10トンと例年を上回った。

無断転載・複製を禁じます