多くの企業や官公庁で4日、仕事始めを迎えた。年末年始は新型コロナウイルス禍による行動制限こそなかったものの、感染者数は高い水準が続き、収束への道筋はいまだ見えない。被爆地で開催される5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)では、ロシアのウクライナ侵攻が続く中、核軍縮や深刻な物価高といった世界を揺るがす諸問題に実効性ある対応を示せるかどうかが注目される。
JR東京駅前では、職場に向かう人々がマフラーや手袋を着け、朝の冷え込みに身を縮ませる姿が見られた。横浜市の会社員(64)は「明るいニュースでいっぱいの1年になってほしい」と期待した。
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