【サントス共同】昨年12月29日に82歳で亡くなったサッカー元ブラジル代表で「王様」と呼ばれたペレさんのひつぎが3日、長年過ごしたサンパウロ州サントス市内を巡り、墓地に送られた。母親のセレステさん(100)が住む家の前を通った際には、道を埋め尽くした市民が「ペレ、ペレ」と繰り返し、別れを惜しんだ。
ペレさんのひつぎは3日午前10時(日本時間同日午後10時)まで24時間、古巣のクラブチーム、サントスのホームスタジアムに安置され、ブラジルのメディアによると23万人以上の弔問を受けた。ルラ大統領や国際サッカー連盟(FIFA)のインファンティノ会長らも訪れた。
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