農林水産省は3日、千葉県と福岡県で高病原性鳥インフルエンザの感染が新たに確認され、今シーズンの国内発生事例数が23道県の計54例となり、過去最多を更新したと発表した。これまでの最多は2020年11月~21年3月の計52例。
千葉県は3日、旭市の養鶏場で発生した鳥インフルエンザの疑い例について、遺伝子検査の結果、感染が確認されたと発表した。県は飼育する採卵鶏約1万羽の殺処分作業に当たった。
福岡県は3日、エミューを飼育する古賀市の農場で鳥インフルエンザの疑いがある事例が発生し、県の遺伝子検査で陽性を確認したと発表した。県は農場のエミュー約430羽を殺処分。
無断転載・複製を禁じます