東京都内の大手百貨店で2日、初売りが本格的に始まり、福袋やセール品を買い求める多くの客でにぎわった。新型コロナの流行「第8波」に入りながらも政府の行動制限はなく、各社の来店客数は軒並み増加した。
中央区の日本橋高島屋では午前10時の開店前から家族連れらが長い列を作り、正午時点の来店客数は昨年の約1・7倍に上った。担当者は「客足はコロナ禍前の水準にだいぶ戻ってきた印象だ」と話す。
3年ぶりに初売りに訪れた女性会社員は「オンラインの買い物より楽しい」と話した。
そごう・西武の西武池袋本店は1日から営業。初日の来店者数は前年比約2割増、売り上げも約1割増えた。
無断転載・複製を禁じます