山形県鶴岡市で12月31日未明に発生した土砂崩れで、2日午前、現場から心肺停止状態の2人が見つかった。住人の80代男性と70代の妻が行方不明となっており、身元の確認を進める。
市によると、午前6時55分ごろ、不明夫婦の倒壊した自宅周辺から1人目を発見し、午前7時50分ごろに救助。午前7時45分ごろ、近くから2人目も見つかり、午前11時10分ごろに救助した。現場周辺には雪が降り積もった。
県警や消防、自衛隊は年をまたいで24時間態勢で捜索。1日夜までに夫婦の家や周辺からがれきをほぼ取り除き、土砂の撤去を進めていた。
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