元主任の横領について謝罪する日本郵便北陸支社の加納聡支社長=金沢市の金沢商工会議所会館

 日本郵便北陸支社は13日、金沢上荒屋郵便局の元30代男性主任が顧客から預かったキャッシュカードを使ってATMで貯金を窃取し、保険料を横領したと発表した。

 被害者は4人で、被害額は約3150万円(実損額約2200万円)に上る。同社は元主任を12日付で懲戒解雇とした。

 発表によると、元主任が窃取・横領を行っていたのは、2014年9月ごろから22年1月ごろまで。当時、小松長田、金沢新保本、金沢上荒屋の各郵便局に勤めていた。

 元主任は発覚を免れようと、月々の保険料を払い込み、顧客の契約を維持していた。情報を入手した会社側が調査したところ判明したという。

 日本郵便北陸支社はすでに告訴などを考慮し、金沢西署に相談している。

 同社は被害者に「お詫びと事実関係について説明した上で、適切に対応させていただきます」とし、「必要かつ適切な再発防止策を講じ、コンプライアンス指導の徹底に努めてまいります」とコメントした。

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