座右の銘をしたためた色紙を手にする中村=昨年12月、津幡町内

 相撲の第71回全日本選手権は4日、東京・両国国技館で行われ、石川県津幡町出身で日体大4年の中村泰輝(22)が決勝で昨年3位の同大コーチ・松園大成をはたき込み、2年連続のアマチュア横綱に輝いた。2連覇は史上9人目。大相撲の幕下10枚目格付け出し資格を得ており、卒業後は角界入りする予定で、学生最後の大会で有終の美を飾った。

 予選を通過した16人で決勝トーナメントが行われ、中村は1回戦で金市工高OBの干場伸介(志賀町出身、エラン)を圧倒。準々決勝では、全国学生個人体重別選手権135キロ以上級の決勝で敗れた山崎勝磨(近大3年)を寄り切り、準決勝で栃木国体成年個人3位の石崎涼馬(日体大4年)を破った。今年の学生横綱でモンゴル出身のバトジャルガル・チョイジルスレン(同大4年)は1回戦で姿を消した。

 中村は昨年の全日本選手権で優勝した後、今年7月に米国で行われた国際総合大会「ワールドゲームス」の無差別級で金メダルを獲得、10月には国体成年個人を制した。11月の全国学生選手権では決勝で敗れたものの、アマ集大成の年にふさわしい活躍で北國スポーツ賞を受賞した。

 県勢の優勝は史上8人目、通算11度目で、2連覇は56年ぶり2人目。

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