JR東日本によると、22日午前3時26分ごろ、東北新幹線の大宮―小山駅間で線路の点検中だった作業員1人の行方が分からなくなった。

 同社は捜索と安全確認のため、東北、上越、北陸の各新幹線を午前6時ごろの始発から約2時間半、速度を落として運行した。

 同社によると、正午現在も作業員は見つかっていない。

 午前11時現在、東京発金沢行きの北陸新幹線「かがやき」「はくたか」計9本に最大1時間の遅れが発生している。

 このほか東北新幹線22本に最大1時間10分の遅れ、上越新幹線12本に最大1時間9分の遅れが生じ、計2万3300人に影響した。

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