任期満了に伴う白山市長選は13日告示され、現職の山田憲昭氏(71)=無所属、2期、佐良=以外に立候補の届け出がなく、山田氏の無投票による3選が決まった。山田氏の新たな任期は12月5日から4年間。
山田氏は前回の2018年に続いて2回連続の無投票当選となった。白山市長選で無投票が続いたのは角光雄氏の05、09年以来となる。
山田氏はグランドホテル白山で支持者や国会議員、県内各市町の首長、県議らから祝福を受けた。8月4日の記録的大雨を受けて課題に防災対策を挙げ、「国や県、近隣市町などと連携し、安全、安心で災害に強いまちづくりを目指す」と3期目の抱負を述べた。国連教育科学文化機関(ユネスコ)による世界認定を目指す白山手取川ジオパークの活用にも決意を語った。
山田氏は市議会9月会議で出馬を表明し、自民、公明、国民民主、社民の各党のほか、市内の各種団体から多くの推薦を受けた。選対には市議21人のうち20人が入り、幅広い支援を集めた。
当選証書付与式は21日、市役所で行われる。
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