サッカーJ3は6日、各地で第32節の試合が行われ、6位のカターレ富山は富山県総合運動公園陸上競技場で3位の松本山雅FCと対戦、4―3で白星をつかんだ。順位は6位のままだが、2試合を残して昇格圏2位との勝ち点差が9から6に縮まり、来季のJ2復帰へ望みをつないだ。
試合は富山が前半33分にフリーキックを獲得し、DF林堂眞選手がペナルティエリア外からシュートを決めて先制、7分後にはヘディングで2点目を挙げた。後半2分にDF神山京右選手、22分にFWマテウス・レイリア選手がゴールを奪い、リードを4点に広げた。その後は松本山雅の反撃を浴び、後半ロスタイムに1点差まで詰め寄られたが、辛くも逃げ切った。
2位の藤枝MYFCは5位のFC今治に0―1、4位の鹿児島ユナイテッドFCは首位のいわきFCに0―3で敗れた。いわきは今季2位以上が確定し、来季のJ2昇格が決まった。2~6位のチームと勝ち点は順に藤枝63、松本山雅63、鹿児島60、今治59、富山57となり、残る1枠を巡る争いは勝ち点6差にひしめく5チームに絞られた。
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