学生三大駅伝の一つ「全日本大学駅伝」が6日、名古屋市の熱田神宮と三重県伊勢市の伊勢神宮を結ぶ8区間106・8キロで行われ、国学院大が5時間10分8秒で過去最高の2位に入った。3区(11・9キロ)を走った中西大翔(たいが)主将(4年、金沢龍谷高OB)は34分13秒で区間6位だった。

 駒大が5時間6分47秒の大会新記録で3連覇し、学生駅伝3冠に王手をかけた。

 国学院大は2区の山本歩夢(2年)が10人抜きで勢いを付け、3区・中西が7位から6位に押し上げた。5区ではルーキー青木瑠郁(1年)が区間記録にあと3秒と迫る快走を見せ、2位に浮上。その後も8区・伊地知賢造(3年)らが区間上位のタイムで走り、青山学院大、順天堂大との熾烈な2位争いを制した。

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