2日午後3時ごろ、北陸線小舞子―美川間で、金沢発名古屋行きの特急「しらさぎ12号」の運転士が異音を聞き、緊急停止させた。車両を点検して異常がないことを確認し、26分後に運転を再開。この影響で、14本の列車に最大1時間25分の遅れが出た。
JR西日本金沢支社によると、後続の貨物列車の運転士が線路を確認し、午後3時38分に美川駅近くの水島踏切で置き石を発見、撤去作業に当たった。同4時16分、全ての列車の運転を再開した。異音は、特急が踏切を通過した際に石がつぶれた音とみられる。
上下線で普通4本が運休となり、特急「サンダーバード」5本、「しらさぎ」3本の計8本に21分~1時間24分、普通6本に13分~1時間25分の遅れが生じた。約1600人に影響した。
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