31日午前9時5分ごろ、白山市左礫(ひだりつぶて)町の県道で、北陸電力が水力発電所工事で使うショベルカーのアーム部分が電線に引っ掛かり、電柱が倒れる事故が発生した。この影響で同市内の約80戸が最大約4時間停電し、県道は上下線ともに約3時間通行止めとなった。けが人はいないという。
北陸電力によると、停電は午前9時18分ごろ、同市阿手町、数瀬町、左礫町、三ツ瀬町、若原町で発生した。ショベルカーと接触した電線は県道を横断するように垂れ下がり、北陸電力送配電が危険な状態と判断し、開閉器で電気を止める操作を行った。
両社は「大変なご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。迅速な復旧に向けて最大限努めるとともに、今後、このようなことがないよう再発防止に努めてまいります」とのコメントを出した。
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