石川県教委は21日、酒気帯び運転や生徒に体罰を行ったとして、公立学校の教諭4人を懲戒処分にしたと発表した。金沢市内で飲酒運転し、県警に摘発された金沢地区の小学校の女性教諭(34)は停職6カ月の処分とした。女性教諭は同日付で依願退職した。

 女性教諭は9月30日午後7時から10月1日午前0時半ごろまで同僚らと飲酒し、その後、乗用車を無灯火で運転して帰宅したところを警察官に見つかった。女性教諭は「安易な考えで危険な行為をした。申し訳ない」と話したという。

 このほか送迎車の窓をたたく生徒を制止する際、生徒の首回りを腕で押さえて首にあざが残る軽傷を負わせた特別支援学校の男性教諭(26)と、部活中に生徒を突き飛ばして軽傷を負わせるなどした加賀地区の県立高の男性教諭(33)を、ともに戒告処分とした。

 金沢市内の交差点で、歩行者に全治4カ月の重傷を負わせる人身事故を起こした特別支援学校の女性部主事(54)も戒告とした。

 北野喜樹教育長は「教育公務員にあるまじき行為。二度と起こることのないよう、あらゆる機会を通じて厳しく指導する」とのコメントを出した。県教委は同日付で各市町教育長や各学校長らに対し、飲酒運転や体罰の根絶に向けた指導徹底を求める通知を出した。

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