石川県内は14日午後、暖かく湿った空気や上空の寒気の影響で、大気の状態が不安定となった。金沢地方気象台は午後8時19分時点で珠洲市に大雨警報、白山、輪島、七尾の各市と穴水町、能登町には大雨注意報を出した。夜の始めごろにかけて雷を伴った激しい雨が降る所がある見込みとなっている。

 同気象台によると、14日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で加賀30ミリ、能登25ミリ。15日午後6時までの24時間降水量は、加賀70ミリ、能登60ミリと予想される。

 同気象台は能登では夜遅くまで土砂災害に警戒するよう呼び掛け、県内全体でも15日明け方にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意が必要としている。

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