第104回全国高校野球選手権大会の開会式リハーサルで、整列する星稜の選手たち=甲子園球場

 第104回全国高校野球選手権は6日に甲子園球場で開幕し、石川代表の星稜は7日の第2試合(午前10時半開始予定)に愛知代表の愛工大名電と対戦する。初陣を前に両校の指揮官が意気込みを語り、星稜の山下智将(としまさ)代理監督(40)は「粘りの野球」を鍵に挙げ、「全体として調子は良くなっている。先制点を取って、できたら4、5点は取りたい」と力を込めた。

 両校は練習試合で数十年の交流が続く間柄で、今年は6月に対戦したばかり。イチローさんらを指導した愛工大名電の倉野光生監督(63)は「最終的に守備力の差が出る」と読みながら、「選手の動きは良い。昨年は初戦敗退したので、上まで行きたい」と静かに闘志をのぞかせた。

 山下代理監督は、松井秀喜さんらを育てた父の山下智茂元監督(77)と親子2代で甲子園の指揮を執ることになる。「尊敬する倉野先生と戦えることは幸せ」と敬意を払いながら、「有馬投手は簡単に打ち崩せないが、うちの投手陣は順調に仕上がっている。1点でも多く取って勝ちたい」と語った。

 5日は甲子園球場で開会式のリハーサルが行われ、星稜は佐々木優太主将ら登録メンバーが元気に参加した。

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