30日に開かれた県の新型コロナ対策本部会議で、アドバイザーの市村宏金大特任教授は県民を対象とした調査の結果、ワクチンを3回接種した人では2回目接種時より抗体量が14倍以上に上昇したことを確認したと報告し、「接種率の低い若者に3回目接種を促してほしい」と求めた。

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 調査は5月14~22日に実施。2回接種のみの人の抗体量は、昨年10月との比較でファイザー製が0・41倍、モデルナ製が0・28倍に低下した。モデルナ製では3回目接種後に副反応があった人の方が、なかった人よりも抗体量が1・1~1・5倍程度高かった。

 市村氏は28都府県で直近1週間の新規感染者数が前週よりも増えていることを指摘し、若者の追加接種が必要と重ねて訴えた。

 同じくアドバイザーの蒲田敏文金大附属病院長は、病院ではクラスター(感染者集団)のリスクがあるため引き続き対策を続けると説明し、伊藤透金沢医科大病院長も免疫力の低い患者の院内感染に警戒を続けると報告した。

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