【ジュネーブ共同】バチェレ国連人権高等弁務官は28日、シリア内戦での民間人の死者が2011年3月から21年3月までの10年間で30万6887人に上ったとの推計を国連人権理事会に報告した。うち、14万3350人は氏名や死亡日・場所が文書などで確認されており、これに文書記録がない16万3537人を加えた推計を算出した。

 報告書によると、戦闘員などの非民間人で文書によって死亡が確認されたのは13万8975人。総死者数の推計は少なくとも44万5862人に上ることになる。バチェレ氏は昨年9月には、総死者数が35万209人との推計を公表していた。

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