タマネギの収獲作業を手伝うYUIMEの女性社員=砺波市狐島

 ●県農業支援サービス協

 JAとなみ野(砺波市)と農業専門の人材派遣会社「YUIME(ゆいめ)」(東京)が連携した特産品タマネギの収獲作業が同市内で始まった。5月に県内の15JAなどで設立した「県農業支援サービス活用協議会」による、農繁期の労働力確保のため初めて実施する試みで、22日はYUIMEの社員6人がトラクターに乗り、JAの職員と一緒に作業に励んだ。

 JAとなみ野の子会社「アグリとなみ野」は今年度、4・5ヘクタールの畑で本格的にタマネギを栽培する。人手不足を補うため、同サービス活用協議会を通じて「YUIME」に協力を依頼した。

 派遣された社員は、日本人の男女2人と農業分野での在留資格「特定技能1号」を持つカンボジア人の女性4人で、アグリとなみ野の職員と20日から収獲作業に取り組んでいる。

 カンボジア人の4人は収獲機に乗ってタマネギの選別や機械に詰まった根や葉を取り除く作業を担当。日本人社員2人は収穫機の運転やタマネギを納めたコンテナをトラクターで運ぶ作業を行った。

 JAとなみ野の北村竹司販売施設課長は「仕事に真面目で、残業も引き受けてもらえて助かっている」と今後に期待した。北海道や愛媛、沖縄県で農作業を経験したYUIME現場リーダーの神山玲香さん(23)は「富山県でのタマネギ収獲作業は初めてだが、少しずつ慣れている。農家の役に立てたらうれしい」と話した。

 6人は8月20日まで2カ月間滞在して、砺波市と富山市の畑でタマネギやトマト、ネギの収獲作業や集荷場での出荷作業を担う。

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