●エキストラ300人と交流
加賀温泉郷を舞台とした映画「Lady Kaga(レディ・カガ)」(北國新聞社特別協力)のロケは18日、金沢城公園で行われ、俳優小芝風花さんとYOSAKOIソーラン日本海組織委員会の選抜チーム「The日本海&北國新聞」のメンバーが共演した。石川県内を中心とするエキストラ約300人も観客役として集まり、撮影の合間には小芝さんと声を掛け合う一幕もあった。
小芝さん演じる主人公が踊りのイベントに訪れ、ダンス熱を再び燃やす場面などを撮影した。主人公が想像の中でタップダンスを踊るシーンでは、小芝さんがYOSAKOIチームとともに、橋爪門続櫓(つづきやぐら)を背景に華麗なステップを披露した。
いずれも俳優の松田るかさん、中村静香さん、八木アリサさんのほか、県の観光PRマスコット「ひゃくまんさん」も撮影に臨んだ。
エキストラは、手拍子をして場を盛り上げた。小芝さんが「よろしくお願いします」とあいさつして登場すると、「かわいい」と歓声が上がった。小芝さんに「バイバイ」と声を掛けた酒井彩愛(あやめ)さん(6)は「顔がちっちゃくて目が合った時は心臓がドキドキした」と笑顔を見せた。
映画はコロナ禍からの温泉街再生を目指す若女将(わかおかみ)たちがタップダンスショーの成功に向け、困難を乗り越えながら成長するストーリー。加賀市の山代、山中、片山津3温泉や金沢市内でロケが行われ、来年秋の公開を予定する。
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