改装計画の概要が決まったマリエとやま=富山市桜町

 ●5階にブックオフ、トレカゾーン

 富山ターミナルビル(富山市)は9日、大規模改装を進める富山駅南の商業施設「マリエとやま」について、各階の概要と新規店舗を発表した。施設全体のコンセプトは「新しい暮らし方をみつけるカレッジ」。従来のアパレル中心から、遊びや学び、食の魅力を提案する施設に生まれ変わる。5階には中古書籍販売の「ブックオフ」と、トレーディングカードを扱う「コンプオフ プラス」の複合店が出店し、「遊べる大型中古ショップ」として若者の集客につなげる。

 改装後、1~7階の店舗面積は1万400平方メートルとなり、従来より約600平方メートル拡大する。

 5階は遊びとカルチャー、宝探しをテーマとしたフロアとする。約660平方メートルに「ブックオフ」と「コンプオフ プラス」が展開し、本やゲームソフトなど約30万点をそろえる。フィギュアやアニメグッズも扱い、トレーディングカードの販売・買い取りスペースは北陸最大級となる。ポケモンや遊戯王などのカード大会も定期開催し、約200席の無料プレースペースも設ける。

 1階は地元のソウルフードやB級グルメの店舗が集積する屋台風の「フードホール」を設け、ファストフードエリアには「バーガーキング」が富山県初出店する。2階は生活雑貨など食以外の店舗集積を想定。3階はスポーツやアウトドアをテーマに、物販施設を誘致する。

 4階はアミューズメントゾーンとしてクレーンゲームやプリクラを配置し、登山関連グッズの専門店「好日山荘」は従来通り営業する。6階は「自分磨き」をテーマにサロンやクリニックを配置し、7階は県民の交流拠点として、県民小劇場オルビスや県旅券センターが残る。

 継続店舗・施設と新規店舗の合計は20店舗となり、富山ターミナルビルは約40店舗を目標として、残りのテナント誘致を進める。7月以降、順次オープンし、今年度内の全面開業を目指す。黒瀬俊英常務は「周辺のマルートや、とやマルシェと店舗のすみ分けを図り、利用者に親しまれる施設にしたい」と語った。

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