夕日を浴びながら千里浜なぎさドライブウェイを疾走するライダー=羽咋市千里浜海岸

宝達志水町のブースでもてなしを受ける人気ライダーの東さん(右から2人目)=同町今浜海岸

  ●3150台、夕焼けに染まる

 国内最大級のバイクイベント「サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー(SSTR)」(北國新聞社後援)は28日、羽咋市千里浜海岸で今大会最後のゴールイベントが繰り広げられた。高波で千里浜なぎさドライブウェイは一部区間しか通れなかったが、バイク約3150台が夕焼けに染まる海岸に到着。参加者や住民が旅談議に花を咲かせ、来年も「ライダーの聖地」での再会を約束した。

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 21日から始まった大会は28日で出走が終わり、過去最多の計約9千台が参加。特設会場では主催者でオートバイ冒険家の風間深志さん、ライダーで俳優の三男晋之介さん、マルチタレント山口智充さんらによるトークショーが行われた。

 この日はドライブウェイ8キロのうち、のと里山海道千里浜インターチェンジ口から千里浜北口まで約700メートルのみ走行できた。

 午後2時ごろから続々とゴールし、住民らが「おかえり」と手を振って出迎えた。馳浩知事、稲村建男県議、岸博一羽咋市長、寳達典久宝達志水町長もライダーを歓迎。仲間3人と愛知県から出走した加藤重己さん(59)は「いろんなライダーとの交流が魅力。能登町に宿泊して能登を巡りたい」と話した。

 風間さんは千里浜保全のために市に50万円を寄付し「10回大会はゴールじゃない。次の10年、20年も大勢のライダーが集まるイベントに育てたい」と語った。最終日の29日はライダーが波打ち際に砂をまく「一人一砂運動」に取り組む。

  ●人気ライダー「最高」

 ドライブウェイ入り口の今浜海岸も通行できず、宝達志水町や宝達志水関東ふるさと会が高台の砂浜にブースを構え、特産品のオムライスなどを振る舞った。モデルで人気ライダーの東和代さん(北海道)も住民の歓迎を受け「おもてなしがうれしい。夕日を見てオムライスも食べられて最高の旅になった」と話した。

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