国連開発計画(UNDP)アフリカ局長のアフナ・エザコンワ氏は28日までに東京都内で共同通信のインタビューに応じ、ロシアによるウクライナ侵攻で穀物供給が不安定化して「アフリカで飢餓が拡大する恐れがある」と指摘、アフリカがコロナ禍との「二重苦」に陥っていると訴えた。

 UNDPによると、ウクライナとロシアで世界の小麦生産の約3割を占める。アフリカでは14カ国が小麦輸入の半分以上を両国に依存するが、ロシアの妨害でウクライナの輸出が停滞。エザコンワ氏は、供給不安や価格高騰を招いていると強調し「(社会的な)危機はパン不足から始まりかねない」と懸念を示した。(共同)

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