4回目接種を受ける医療従事者=加賀市医療センター

 新型コロナワクチンの4回目接種が25日、石川県内市町のトップを切って加賀市で始まった。3回目接種から5カ月以上経過した60歳以上と、基礎疾患がある18歳以上の約2万5千人が対象で、初日は市医療センターで58~75歳の医療従事者ら11人が受けた。

 看護師らと一緒にワクチンを打った医療センターの近澤博夫副院長(60)は「時間の経過とともにワクチンの効果は弱まる。対象者には自分自身や周囲のために積極的に接種してほしい」と話した。

 市は対象者に順次接種券を送る予定で、6月以降に医療機関や高齢者施設で4回目接種が本格化する見通し。市内の3回目接種率は、22日時点で65歳以上が88・8%、64歳以下が56・9%で、市は若年層を中心に接種を呼び掛けている。

 県内では能美市が早ければ26日から、金沢、野々市両市が月内の開始を予定している。その他は6月中に接種を始める自治体が多い。

 全国各地でも25日、新型コロナウイルスワクチンの4回目接種が始まった。準備が整った自治体から順次実施される。ワクチン接種推進担当相を兼務する松野博一官房長官は記者会見で「対象者はできる限り早く接種するようお願いする」と述べた。

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