今年度末で廃止となる金大の男子寮「泉学寮」(金沢市野町5丁目)

今年度末で廃止となる金大の女子寮「白梅寮」(金沢市泉野町2丁目)

 金沢市のまちなかにある金大の男子寮「泉学(せんがく)寮」と女子寮「白梅(はくばい)寮」が、今年度末で廃止されることになった。金大学生支援課によると、いずれも築50年以上で老朽化が著しく、入寮生にはすでに通知している。2017年には男子寮「北溟(ほくめい)寮」も廃止されており、金大生が青春を謳歌(おうか)した市街地の3寮全てが役目を終える。

 野町5丁目にある泉学寮(定員168人)には現在65人、泉野町2丁目の白梅寮(同140人)には53人が入寮する。いずれも8畳程度の部屋に2人が入居し、風呂やトイレは共同となる。月額の経費は水道光熱費などの運営費と700円の寄宿料を合わせて1万円程度で、周辺のアパートと比べても格安だ。

 白梅寮は1964(昭和39)年築、泉学寮は翌65年築の鉄骨造4階建てで傷みが激しく、学生支援課では「閉鎖は学生の安全を保証するため」と入寮生に理解を求めている。現3年生以下には入寮時に、今年度末での廃止を説明してきた。

 金大には現在、角間キャンパス内に外国人留学生と日本人学生がシェアハウス形式で入居し、家具や家電が備わる宿舎「先魁(さきがけ)」と「北溟」がある。

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