富山県は20日、県内で262人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。前週の同じ曜日を27人上回った。県東部の児童福祉施設と小矢部市の介護老人福祉施設でクラスター(感染者集団)が確認された。感染者の累計は3万5757人。

 児童福祉施設では、同じクラスの児童6人が感染した。いずれも軽症か無症状で、自宅療養している。施設は一部休園中。介護老人福祉施設では、入所者4人と職員1人の陽性が判明し、入所者1人が中等症、残る4人は軽症か無症状となっている。施設は新規の受け入れを停止した。クラスターの累計は280件。

 県庁で会見した津田康志新型コロナウイルス対策監は、子どもからの家庭内感染と推察される事例が増加していると指摘し「自宅でもこまめな手洗いや定期的な換気などを徹底してほしい」と呼び掛けた。

 20日公表の新規感染者は全員が軽症か無症状。富山市が103人で最も多く、高岡市34人、砺波市22人、射水市21人、魚津市17人と続いた。年代別では30代が最多の55人で、10歳未満51人、40代46人、10代38人、20代34人など。みなし陽性は5人だった。

 県内の入院は55人で、そのうち重症者1人は前日から変わらない。宿泊療養施設入所は199人、自宅療養は1980人、入院などの調整中は235人となっている。

  ●派生型「BA・2」95%

 県が感染者のうち40人の検体を調べたところ、いずれもオミクロン株で、全体の95%に当たる38人が感染力のより強いとされる派生型「BA・2」だった。津田対策監は「ほぼBA・2に置き換わったと認識している」と述べた。

 県内の行政機関が発表した感染者は次の通り。

 ◇小矢部市▽市立学校の子ども4人

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