稽古に励む鳥取城北の選手=20日午前11時20分、能美市物見山運動公園相撲場

 第106回高校相撲金沢大会(北國新聞社など主催)が2日後に迫った20日、遠来勢トップで石川県入りした鳥取城北(鳥取市)の選手たちが能美市の物見山運動公園相撲場で調整に励んだ。昨年10月の金沢大会の直前にも稽古して連覇を果たした縁起の良い稽古場。3年ぶりの5月開催となる青春土俵で、3連覇を狙う選手たちが気合のこもった表情で入念に体を動かした。

 鳥取城北の校長でもある石浦外喜義総監督が能美市出身の縁で、高校相撲金沢大会やインターハイの事前合宿でたびたび訪れている。選手は19日夕に車で石川入りした。

 稽古には、金沢大会で大将を務める成田力道主将(3年)をはじめ、加賀市出身の小坂大選手(3年)=同市山代小、金沢市鳴和中OB=ら6人が参加し、ぶつかり稽古や四股などの基礎練習に励んだ。石浦総監督から「胸を張ってもっと強く当たれ」「足をもっと速く出せ」とげきが飛ぶ中、選手は鋭い立ち合いを見せ、精力的に汗を流した。

 成田主将は「ここ一番で勝てるよう稽古で自分を追い込んできた。自分の相撲を取れば負けるわけがない、という気持ちで戦う」と3連覇へ意気込んだ。中堅を務める小坂選手は「金沢大会に向けて調整を重ねてきた。いい相撲を取って絶対勝ちたい」と力強く誓った。

 鳥取城北は新型コロナ感染拡大の影響を受けて昨年10月10日に開催された金沢大会で2連覇した。石浦総監督は昨年夏のインターハイの直前にもこの相撲場で稽古して優勝したことを挙げ、「ふるさとの温かい応援に元気付けられた。縁起のいい稽古場で選手の仕上がりもいい。3連覇を果たし、いい報告がしたい」と力を込めた。

 稽古の合間には井出敏朗能美市長が激励に訪れた。一行は21日も稽古を行う。

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