新・金沢市民サッカー場の外観の完成イメージ

新・金沢市民サッカー場のスタジアム内の完成イメージ

村山市長(左)に要望書を手渡す米沢社長=金沢市役所

 J2のツエーゲン金沢は18日、金沢市が磯部町で整備中の新・金沢市民サッカー場について、2024年シーズンからホームスタジアムとする要望書を同市に提出した。北陸初のJリーグの基準を満たしたサッカー専用競技場で、収容人数は3千人からJ2基準の1万人に拡充する。村山卓市長は、にぎわい創出やスポーツ文化の醸成に期待感を示し「予算化を含め準備を進めたい」とした。

 要望書は、ツエーゲン金沢を運営する石川ツエーゲンの飛田秀一会長(北國新聞社会長)と米沢寛社長(米沢電気工事会長)の連名で、米沢社長が金沢市役所を訪れ提出した。自身もツエーゲンの取締役である村山市長は、23年6月がJリーグにホームスタジアム変更を含むライセンス申請の期限と認識した上、「市民が多く訪れ、楽しめるスタジアムにしたい」と答えた。西川圭史ゼネラルマネジャー(GM)、小中寿一郎取締役(北國新聞社常務)も同行した。

 金沢市民サッカー場は1991年に金沢城北市民運動公園に整備され、同公園内で移転新築に向け工事が進んでいる。鉄筋コンクリート造(下部)と鉄骨造(上部)の4階建てで、延べ床面積は約1万9千平方メートル。スタンドには屋根が付く。事業費は約79億8千万円で、23年度末の完成を予定している。

 新・サッカー場の特長の一つは、スタンド最前列とグラウンドの距離が最短約7メートルと近いこと。現在のホームスタジアムである県西部緑地公園陸上競技場は400メートルトラックなどが間にあるため、30~40メートル離れている。

 石川ツエーゲンは今年度、飛田会長、米沢社長、西川GMの3取締役が代表権を持つ新体制がスタートした。西川GMは「選手のモチベーションも上がる。サポーターもわくわくする」と新たなファン獲得への期待をにじませた。

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