足輪装着などのためコウノトリのひなを囲む関係者=17日午前、福井県越前市(同市提供)

 福井県越前市などは17日、野外の巣でふ化した国の特別天然記念物コウノトリのひな3羽に、個体識別のための足輪を付けた。今後、移動経路を追跡し、生態把握につなげる狙い。6月中旬ごろに巣立つ見通しという。

 市職員らが高所作業車に乗り、営巣用に設置した高さ約13メートルの塔から3羽を地上に下ろした。体重測定と採血に加え、性別を判定するため羽毛を採取。その後、再び巣に戻した。

 体重はいずれも4キロ超で順調に育っているといい、作業に協力した兵庫県立コウノトリの郷公園(兵庫県豊岡市)の船越稔主任飼育員は「親鳥がしっかり餌を与えているのだろう」と話した。

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