プロチームと子どもの交流イベント「いしかわスポーツキッズフェスタ」=2018年11月、いしかわ総合スポーツセンター

  ●学生参画で地域活性

 石川県は今年度、地元スポーツチームと大学の連携を支援する方針を固めた。高等教育機関が集積する強みを生かし、各チームが実施するスポーツ教室や健康づくり事業に学生を参画させ、地域活性化の取り組みをさらに推進したい考え。県内七つのトップチームが名を連ねる一般社団法人「石川ユナイテッド」を通じ、双方のタッグを側面から後押しする。

  ●6月補正予算案

 県は関連費用を県6月補正予算案に盛り込む見通し。今後、スポーツチームと連携する大学の選定に入るとみられる。

 県は2018年度、県内のトップスポーツ7チーム(ツエーゲン金沢、石川ミリオンスターズ、金沢武士団(サムライズ)、PFUブルーキャッツ、北國銀行ハニービー、金沢学院クラブ、ヴィンセドール白山)と包括連携協定を締結した。

 県は協定に基づく取り組みとして、一流スポーツ選手が競技の魅力を紹介する「いしかわスポーツキッズフェスタ」を開催するなどし、チームと地域との交流を促進してきた。7チームも石川ユナイテッドを発足させ、スポーツを通じた地域振興に取り組んでいる。

 スポーツチームと大学が連携して地域貢献活動を展開することにより、チーム側には県民に愛着を持ってもらえる効果が期待できる。大学にとっても学生に対する実践教育の場になるとみられ、双方にメリットのある取り組みとなりそうだ。

  ●特別支援学校で教室

 パラスポーツの普及啓発に向けては、トップチームによる特別支援学校でのスポーツ教室を開催する方向で準備を進める。昨年夏の東京パラリンピックに関心が集まったことを受け、機運をさらに高める狙いがあり、スポーツ振興と共生社会の実現につなげたい考えだ。

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