県民栄誉賞を受けた川除選手(中央)=16日午前10時55分、富山市内のホテル

 富山県は16日、北京冬季パラリンピック・ノルディックスキー距離の男子20キロクラシカル立位で金メダルを獲得した川除大輝(かわよけたいき)選手(21)=富山市出身、日立ソリューションズJSC、雄山高OB=に県民栄誉賞を贈った。贈呈式が富山市のホテルグランテラス富山で行われ、日本の新エースは「再び富山にメダルを持って帰りたい」と4年後を見据えて成長を誓った。

 21歳での金メダルは、冬季大会の日本男子で最年少。新田八朗知事は「多くの県民に勇気と感動、子どもに夢と希望を与え、富山の名を高めた」とあいさつし、川除選手に賞状や盾などを贈った。渡辺守人県議会議長が祝辞を述べた。

 川除選手にエースのバトンを渡したパラリンピック7大会連続出場の新田佳浩選手、小中学生時代に指導した猿倉ジュニアスポーツクラブの小川耕平監督、新田知事を交えた「ふれあいトーク」も行われた。県民栄誉賞の授与は11人目で、冬季パラリンピックのメダリストは初めてとなる。

 川除選手は生まれつき両手足の指に欠損があり、ストックを持たずに両腕を大きく振ってスキー板を滑らせる走法で頂点に立った。

無断転載・複製を禁じます