個人1年の部を制した金沢学院大附中の片桐(右)=金沢市の県立武道館屋内相撲場

 今月開校した金沢学院大附中の相撲部に入部した男子4人が14日、金沢市の県立武道館屋内相撲場で行われた市中学校春季大会でデビューし、個人1年の部は6戦全勝で頂点に立った片桐恭晟(きょうせい)をはじめ3位までを独占した。泉野小6年だった昨年度に全国4冠を果たした片桐は、上級生と対戦した団体でも4戦全勝と圧倒的な強さを見せつけた。

 相撲部1期生が土俵で躍動した。個人1年決勝は大方の予想通り、片桐と大平(おおだいら)真輝(新潟県出身)の金沢学院対決となった。2人は昨年の全日本小学生優勝大会の決勝で対決したライバル同士で、今回も片桐に軍配が上がった。塩澤巧基(長野県出身)が3位、山本悠真(小松市第一小OB)は予選1勝2敗だった。

 1~3年混合の団体戦(リーグ戦方式)では、1年生だけで挑み、優勝した西南部との直接対決を制して2位に食い込んだ。片桐は中堅として、西南部の半田翔誠(3年)ら上級生を次々と撃破。「ここで負けていては中学全国一は達成できない」と試合後のコメントも貫禄十分だった。

 大平も団体戦で2年生や3年生に勝利を収め「緊張したけど、片桐が勝ってくれて気を楽にして試合できた」と語った。親元を離れて中学校の寮で暮らしている大平は「寂しいときもあるけど、きれいな寮での生活は快適。洗濯もできるようになった」と言い、「強くなるためにこの学校にきた。金沢学院大附属高から高校相撲金沢大会に出たい」と夢を語った。

 槻(けやき)光太顧問は「部員全員が互いに刺激しあい、チームの輪ができてきている」と話し、さらなる躍進に期待した。

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