多くの観光客らが訪れ、通りを埋めた輪島朝市=輪島市河井町

波打ち際に車列が続いた千里浜なぎさドライブウェイ=宝達志水町今浜(小型無人機から)

 大型連休が後半に入った4日、石川県内は行楽日和が続き、能登に加賀に人波が押し寄せた。にぎわう観光地からは「コロナの感染拡大後、一番の人出だ」との声も聞こえ、周辺や幹線道路は県外ナンバーの車で混雑した。

 輪島市の「輪島朝市」では通りを観光客が絶え間なく行き交い、露店のおばちゃんたちの掛け声が元気よく響いた。千葉市から訪れた会社員加藤岳史さん(47)は「千葉にも勝浦朝市があるけど、輪島は活気がすごい」と話した。

 人出はコロナ前の8、9割ほどといい、「この2年で一番多い」と目を細める関係者も。冨水長毅(とみず・ながたけ)組合長は「久しぶりのにぎわいに、ほっとしている。連休後半も感染対策を万全にして、お客さんを迎えたい」と話した。

 この日の最高気温は金沢23・6度、輪島22・3度など、各地で前日を5~8度上回った。汗ばむ陽気の下、羽咋市と宝達志水町にまたがる「千里浜なぎさドライブウェイ」は水遊びの若者、家族連れらで混雑。止めた車の列が波打ち際に長く伸びた。金沢市のひがし茶屋街も半袖姿の県外客でにぎわい、飲食店や土産物店の前では順番待ちの光景が続いた。

  ●Uターン、5日にピーク

 JR西日本金沢支社によると、4日は東京方面の北陸新幹線や大阪、名古屋方面の在来線特急で自由席の乗車率が100%を超えた列車はなかった。5日がUターンのピークとみている。金沢地方気象台によると、5日も県内は晴れ、気温が高くなる見込み。

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