観光客で埋め尽くされた通り=金沢市のひがし茶屋街

 大型連休2日目の30日、石川県内は晴れ間が広がり、観光地に多くの人が押し寄せた。前日は雨で客足が伸び悩んだ屋外の行楽地も大にぎわいとなり、関係者は「やっと連休らしい光景になった」と喜んだ。

 金沢市のひがし茶屋街では通りを観光客が埋め、若者グループなどが風情ある街並みを楽しみながら散策した。兼六園には午後9時までに前日の6・6倍となる1万9365人が訪れ、徽軫灯籠(ことじとうろう)の前に記念撮影する観光客の人だかりができた。山形市から祖父母らと訪れた小玉瑛心君(8)は、新緑に包まれた園内を歩き「晴れて楽しい」と笑顔を見せた。

 輪島市の輪島朝市にも大勢の観光客が姿を見せた。朝市組合の冨水長毅(とみず・ながたけ)組合長は、人出はコロナ前の6、7割ほどに回復したとし「久しぶりに元気な朝市を取り戻した」と喜んだ。

  ●列車、空の便満席も

 JR西日本金沢支社によると午後4時現在、金沢着の特急「サンダーバード」4本、「しらさぎ」2本の自由席乗車率が100%となった。指定席は北陸新幹線「はくたか」2本が予約で満席になった。小松空港発着便は、羽田、福岡を結ぶ5便がほぼ満席だった。

  ●1日は曇りや雨

 30日の県内は高気圧に覆われて晴れた。最高気温は金沢16・8度、輪島14・7度など、4月上旬から中旬並みだった。金沢地方気象台によると、1日は曇りや雨となる見込み。

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