川北町産イチジクを使ったソフトクリーム=同町壱ツ屋の産直物産館

 川北町の農業法人「わくわく手づくりファーム川北」は、町特産のイチジクを使ったソフトクリームを完成させた。イチジクの粒感を残した甘さ控えめの手作りジャムを練り込んでおり、5月中旬まで町内で運営する産直物産館で期間限定ソフトとして発信する。川北産イチジクの消費拡大を後押しし、行楽期の集客増を図る。

  ●5月中旬まで

 地元生産者が育てた昨年産の冷凍イチジクに国産のてん菜糖を加えて手作りしたジャムを、生乳ソフトクリームに混ぜて仕上げた。イチジクの風味と滑らかで心地よい粒感が楽しめる。

 大型連休に照準を合わせて町特産を生かした新商品の開発を検討していた際、幅広い世代が楽しめるソフトクリームに着目。県の補助金を活用して製造機器を導入し、商品化に取り組んできた。

 イチジクの粒感を残して優しい甘さを引き出すため、生乳とイチジクジャムの配合を変えるなど試作を繰り返し、イチジクとミックスの2種類(各税込み450円)を用意した。

 町内では8月下旬から10月初旬にかけてイチジクの収穫が最盛期を迎える。出荷時期に先駆けて新たな商品を投入することで、地元農産物の知名度向上につなげる。

 わくわく手づくりファーム川北は、町産イチジクを1缶につき丸ごと1個使った地ビールも、4月から1万本限定で販売しており、大麦など季節に応じた地元農産物を使った商品開発にも取り組む。産直物産館の橋本浩司店長は「川北産イチジクの品質の高さを知ってもらい、リピーター獲得につなげたい」と話した。

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