生産者がデザインした加賀太きゅうりのイメージキャラクター

キャラクターをあしらったTシャツを着て、初競りに臨む生産者=7日、金沢市中央卸売市場

 ●JA金沢市部会 29日から名前公募

 JA金沢市砂丘地集出荷場加賀太きゅうり部会は20日までに、加賀野菜「加賀太きゅうり」のキャラクターを作った。実の太さを強調したデザインで、29日から2カ月間、市民や全国から名前を募集する。コロナ下の飲食需要減少の影響で、加賀太きゅうりの出荷額は1割程度落ち込んでおり、親しみやすいキャラクターを「宣伝隊長」として、産地のアピールと消費拡大につなげる。

 太めの胴体にくりっとした目のキャラクターが、輪切りの隣に立つ図案などを用意し、Tシャツのデザインや販促用のポップなどに活用する。加賀野菜のイメージキャラクターとしては、市農産物ブランド協会が2001年に導入した、打木赤皮甘栗かぼちゃがモチーフの「ベジタン」がある。

 加賀太きゅうりは、加賀野菜15品目の一つで、打木町を中心に13人が約2・8ヘクタールでハウス栽培に取り組む。県内をはじめ、関東や関西へ出荷し、2年前からは学校給食でも提供されている。

 JA金沢市によると、昨年の加賀太きゅうりの出荷量は約450トン、出荷額は約9千万円。過去10年は1億円を超えていたが、直近2年は、1億円を下回っている。同部会は加賀太きゅうりのさらなる周知を図ろうと、キャラクター制作を企画した。

 市中央卸売市場で7日に行われた今季初競りで関係者に披露された。中林圭吾部会長は「市民を巻き込んで、伝統野菜をより近い存在にしたい」と意気込んだ。

 同部会は29日~6月29日、キャラクターの名前を募集し、7月初旬に決定する。最優秀賞はキャラクター入りTシャツ、優秀賞は加賀太きゅうり1箱(5キロ)を贈る予定。問い合わせは、同JAふれあい相談課=076(237)3953=まで。

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