無電柱化工事が完了した本町線。地元商店街は誘客に力を入れる=穴水町川島

新調された「まち歩きマップ」

 穴水町中心部の商店街の店主らでつくる「町まちなか再生協議会」は誘客に力を入れる。商店街を通る道路の無電柱化完了を好機と捉え、見どころやイベントをまとめた「まち歩きマップ」を5年ぶりに新調した。能登半島地震から復興し、景観を向上させた街並みを観光客らに散策してもらい、活気を呼び込む。

 マップはA3判の二つ折りで、菓子店や文具店、薬局など約40店を掲載した。2017年に作ったマップに比べて、営業時間や特徴、店主の顔写真など各店舗の情報を満載し、思わず立ち寄りたくなるレイアウトにした。

 商店に縁起物の竹ざる「なあげそうけ」を飾る言い伝えや、明治期に穴水を訪れた米国の天文学者パーシバル・ローエルを紹介。穴水名物のボラ待ち櫓(やぐら)にちなんだ「ボラのぼり」などのおすすめ撮影スポットや、「ふれあいテント市」「長谷部まつり」といった恒例イベントの情報を盛り込んでいる。

 商店街のメインストリートの都市計画道路本町線は、県が能登半島地震復興事業として07年度から工事を開始。延長510メートルで無電柱化や拡幅、歩道整備を進め、昨年12月に完成した。同協議会は整備完了を祝う記念誌も作った。

 マップは町内の観光、公共施設のほか、能登空港や金沢の観光案内所などで配布する。作成作業の中心として携わってきた事務局の鈴木久善さんは「マップを持って商店街をぶらぶら歩いてほしい」と話した。

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